2000年 ヨーロッパ・ツアー
水と油 in Avignon

France Avignon OFF 参加公演

L'homme imaginaire
(邦題 「見えない男」

2000年7月6日〜2000年7月30日(全25回)

THEATRE TREMPLIN


仏新聞 "Midi Libre" 2000年7月30日

「見えない男」ダンスとマイムの融合

日本のもっとも純粋な伝統にそって、ダンスとマイムを調和させた公演。4人のダンサーが私たちを想像の世界、時に異様な世界へと連れて行く。 「存在」についての様々な疑問を呈しながら、正真正銘の正確さで振り付けられたムーブメントを行っている。心地良い馬鹿馬鹿しさから恐ろしさまで、ユーモアを通して全てが演じられている。言葉の障壁は消えてしまうかの様である。4人のダンサー達の見事なテクニックと真摯な在り方は、観客の感嘆へと姿を変える。 音楽が支配的な役割を演じ、それが1時間の中、ダンサー達の頻繁な入れ替わりにリズムを付けている。 この公演を観終わったあと我々は現実に戻ることが難しい。沢山の音楽と振り付けが私たちの頭に繋ぎ付けられたままなのだ。

仏新聞 "La Provence" 2000年7月30日

一体、私達は誰なのか。

「見えない男」を観終わった時にわいてくる疑問だ。 水と油の4人の日本人が質の高い優れた公演を行っている。 劇の中で人間は何も操ることはない。そこにいるのは人形(おもちゃ)つまりより上部に在る力(作者)の創造物だけである。 マイムが支配する王で、キャストはセリフを使わない。 ユーモアと空間を偏在自由に操る彼らは、黒い服と帽子を身にまとい様々な舞台装置や振り付けと共に動き回る。そのシンクロしていく様はあらゆるダンサー達に羨望の念をかき立てることだろう。 彼らは壁の上を歩き床を通りぬけ、走り、飛び、落ちる。 成功は見るに明らかで、観客はまた必ず戻ってくる。

7月2日

まずは、すがぽんが現地レポートします!
まぁ、フランスは白夜ですよ。夜は10時半まで暗くなりません。気候の方も、日本よりカラッとしていて、過ごしやすいです。町には廃墟と犬の糞が溢れ素敵です。町の人々は気軽に声を掛けてくれ、タバコをせびられます。 そんな素敵な町、Avignonで1ヶ月公演です。朝の4時から夜の12時半まで、小屋で仕事をしたり、ポスター張りをしました。 部屋割りで早速揉め事!?…いやいや、無事蚊に刺され、ぐっすり眠り、翌朝8時から小屋入りしました。 Avignonは、日中との気温差がとても激しく、朝は寒いぐらいに涼しいです。 12時半まで働いていた僕ら(7人中5人)を待ち受けていたのは……冷たいシャワーの洗礼。 疲れているからと、先に帰ったじゅんじゅんが、なんと、湯船に2回もお湯を溜めて5人分の湯を使い切って、ぐっすりとお休みしておりました。本人は悪気は全くなかったようですが、僕らは水風呂を堪能し、床につく結果となりました。ナイスじゅんじゅん!!

こうして、楽しい生活が始まりました。このレポートだけ読むとひどそうですが(笑)。
ともかく、今後のレポートもお楽しみに!

by すがぽん


7月5日

藤田琴子です。Avignonからの現地リポート第二弾をお送りします。 今日は7月5日。こっちでの生活にもだいぶ慣れて来ました。何より嬉しいのは、食べ物が安くておいしい!チーズやワインは本当に安くて、(ワインは150円以下でもトレビア〜ンです!!100%のジュースはそれよりずっと高い…)毎日丸いテーブルを囲んで晩酌です(といっても飲む人は決まってるんですが)。 肉を買うときも、その場でミンチにしてくれるので、とてもおいしい。食事の時間はほんとに楽しいです。みんな争うように面白いことを言うので、もう笑いすぎでおなかが痛いー! 毎日、続々と劇団が集まって来るので、町中のポスターもどんどん増えてます。そのため、なかなかいい場所がなく、梯子を担いで空いている場所を探してさまよう、さまよう(笑) さまよい始めるのは、だいたい夕食後の9時半頃から。その頃ようやく暗くなるので、なんだか変な感じです。

で、遂にやりました。駅前の一等地制覇!ずらーっとポスターが並んでいるのが写真で分かるでしょうか? 作業中、結構誉めてもらえたのですが、七夕の様に木にポスターをくくりつけた途端、「ここはダメだ」といわれ、泣く泣く全部外したという前科があるので、今回もまたこの芸術作品を阻止されないか心配です……(その時も結構トレビア〜ンって言われたんですよー。笑われていた気もしますが……)。 あまりに目立つから、うまくいってもすぐに他の団体に真似されそう…。 ついに明日から本番です。どんな反応が来るかとても楽しみです。沢山お客さんが来るといいなー。呼び込みやチラシ撒きもがんばります。では。次の報告をお楽しみに!

by 藤田琴子(ももこん's sister)


7月7日

じゅんじゅんです。本日はいよいよ本番初日!フェスティバルも今日から本格的に開催。街も心なしか、浮き足立っています。今日はいよいよ、大道で勝負。場所探しも兼ねて、お昼過ぎからストリートに出ました。時計台広場の前で、場所を確保して、スタート!嬉しいことに、人が集まってきました!最初は、佐藤さんのソロから…。(佐藤さんは音響と照明で、今回来てもらっている強力メンバーですが、自分でダンスカンパニーを主宰しています。)そこで佐藤さんに、ゲスト出演していただくことにしました。 面白いようにお客が集まりだし、順調に一発目の大道を終えました。感じとしては上野に近いかな〜!?お祭りなので、温かいお客さんが多いみたいです。 次に場所を変えてチラシを配る作戦に出ました。無事に本日の規定枚数、500枚を配り終え、劇場に向かうことにしました。 いよいよ劇場入り。前日まで僕達の前の劇団の終了時間がかなり押していたので心配してたけど、無事、時間内に終わり、準備へと突入しました。昨日の夜決めた時間短縮作戦決行!!!!音響照明の佐藤さんを中心に、皆フォーメーションの配置につき、昨日は40分かかった準備が、なんと20分で終わりました!!この時点で、半分勝ちは見え出してきています! 果たして、お客はくるのか!?水ちゃん、油ちゃんは大丈夫か!? 舞台の準備を終え、位置に着いていると、受付のことこちゃんより、「一人来ました!」の声あり!いきなりいきり立つ、水ちゃん、油ちゃん!「来た、お客さん!!」もう勝ったも同然です!実は初日が平日ということもあり、お客さんが入るのは難しいとひそかに思っていましたが、やりました!お待たせしました。 外国で、お客さんをゲットしてしまいました。いよいよ幕が上がり、上演です!! 途中で気付くと、なんと3人に増えているじゃないですか!!そして劇場関係者も6人!計9人です!!初演には申し分ありません!さあ、けちらしてやりましょう! 緊張感のある舞台を終え、カーテンコール!もう拍手喝采です!自分達でも納得できる状態で上演できました。終演後のお客さんの反応は上々!「面白かったよ、すばらしい!」と、劇場主のシャンタルも、大絶賛でした! お客さんの内訳は、日本人1人、ツーリスト1人、フランス人1人でした。フランスに知り合いもいない水ちゃん油ちゃんにしては、よくやった!!よっしゃ!!そのうちの2人は、ポスターを見て来ました!小林ちゃんもよくやったー!!ナイスお仕事!お前のポスターは、フランスでも負けないよっ! 今日は記念にご飯を食べに行こうと言う事になり、ベトナム料理屋さんに行きました。そこで出て来たウエイトレスにすがちゃんが反応しました!!ピキーン!いきなり、通訳の博美ちゃんに自分のメニューをどうやってオーダーするか聞いています。そんなすがちゃんをよそに、僕らはビールとコーラで乾杯です。泣いちゃうぐらいビールがうまいっ!みんなあっという間にビールを飲み干し、2杯目を注文しています。その中、すがちゃんが自分の飲み物を自分で頼むと言い出しました。彼は、シュエップスが飲みたかったらしく、博美ちゃんに「シュエップスでいいんですよね?」と確認しています。いけるか、すがちゃん!? おもむろに片手を挙げ、お目当てのウエイトレスを呼びました。そして、いきなり言いました!「しゅえっぷす、しるぶぷれ」ウエイトレスは、しっかりと頷きました。 すぐに彼女が戻ってきました。しかし、小さな皿を持っています。クールな声で一言、「チップス」と言って、その皿をタンとテーブルに置きました。 すがちゃん、チップスが来ちゃったよー!! その小さな皿には、ハートチップルのようなスナックがのっています。それは、すがちゃんの自腹と言うことになり、改めて“シュエップス”を頼むことになりました。 ちょっとへこたれたすがちゃんですが、いつもの必殺武器、デジカメを手にし、「一緒に写真を撮る!」と盛り上がりだしました。すがちゃんは、“ベトナムのともちゃん”とすでに呼んでいます。ともちゃんを早速呼び、きっちり2ショットで写真を撮ることが出来ました。すがちゃんも無事に初演を終え、ちょっと羽目を外してしまいました…。その羽目を外したすがちゃんを見て、みんな朗らかに笑っていました。ありがとう、すがちゃん!


よっしゃ!無事に初演を終えましたが、気付いたらあと25日あった…。長いの〜う…。 がんばれ、水ちゃん、油ちゃん!


7月9日

お待たせしました。レポート第4弾。おのでらんが担当しますが、今回は、なんと通訳の博美ちゃんが10日に日本に帰ってしまいます。前から決まっていたこととはいえ、かなり残念な状態です。 で、そんな皆のアイドル?の博美ちゃんに一言書いてもらいます。 こんにちは。はじめまして。通訳の高橋博美です。3日前にも一生懸命かいたのですがすがぽんにしっかりと削除されてしまいました。 そういうわけでフランス生活を満喫しています。水と油のメンバーやことこちゃんや佐藤さんとはほとんど初対面だし劇団の人達って気難しそうだしみんなのわがままを受け入れながら裏方で徹しようと、意を決しての渡航でしたが、持ち前の性格の良さですっかり馴染んで楽しんでいます。 トランプラン劇場の人達もフランス人とは思えないほどの涙ものの親切ぶりで本当にしあわせです。観客の感想もダイレクトに聞くことができてフランス語を勉強しておいてよかった!(まだ人数は少ないけれど来た人はかなり喜んでくれています。今日も「天才!」「最高!」と言われました。) あまりに毎日笑い暮らしていてこっちで書くはずだった2本のレポートも1行も書けずじまい。。。あと2日で帰るなんて想像しただけでもなみだなみだ。 ではでは、また。

ハイ、とまぁ一部文面から読み取れるとは思いますが、初対面にもかかわらずまったく物怖じしないナイスなキャラでフランス人とも対等に激論してしまう彼女は今回の公演には絶対的に必要な人なのです。 ただ、道を全く覚えないこととビールの泡が多くないと怒ることには閉口です。そんな博美ちゃんが帰ってしまうのは、大変残念ですが、ちゃんとやらないと、怒られてしまうので、水と油はこの後も頑張るでしょう。 博美ちゃんのお疲れ様です。


7月20日

こんにちは、藤田琴子です。久しぶりのAvignonレポート、第5弾です。

早いもので、公演も2週間をやり遂げました。今日から後半戦です! 先週の金曜日、土曜日は、脅威の60人越えを成し遂げた水と油ですが、その後の客足は少し鈍ってしまいました。しかし、ここ2〜3日、夜の大道を復活させたところ、徐々に客足も戻ってきました。一昨日の大道を、一番前で見ていたヒッピー風のフランス人が、昨日友達を引き連れてやって来たのには感動!だって、どう見ても来るとは期待していなかったから…。 というのも、水と油の公演を見に来てくれる人の年齢は、結構高いのです。老夫婦とか、熟年夫婦が多い。若い人でも、賢そうな大学生とかが多いです。(でも、将来は映画監督!というちびっこが一人で来たのには驚きましたが!)子連れの親子などはあまり来ないので、最近はビラを配る時にも、受け取る人の顔を見てしまいます。でも、ビラまきよりやはり大道が一番効果があるみたいなので、夕食後もひと頑張りです! 25日間、毎日、毎日公演、というのは、やはりとても大変なようです。メンバーにもだんだん疲れが見えてきて、少し心配です。(来たばかりの頃は、朝6時とか7時から、がやがやうるさかったのですが、今は、高橋さん以外、9時ごろまで寝てます。高橋さんだけは、ひとり起き出して、朝のCaféでフランス気分を満喫してるらしい。最初の頃は須賀君も付き合っていたらしいですが…。)毎日、毎日、どんなお客さんが来るか分からず、一時も気が抜けません。(劇場のオーナーとか、プロデュ−サーとかが、いきなり来たりする!) そんな中、昨日は気分転換のために小旅行に出ました。朝、7時ごろ起きてサンドイッチ用に野菜やチーズを用意して、いざ出発!途中でバゲットを購入して、バスでPont du Gardへ。
そこには巨大な水道橋が!金網が張ってあって、橋の上は渡れないようになっていたのですが、ちゃんと人が通れるぐらいの穴もあり、一人、二人と、橋の上へ!柵がないので本当に怖い〜!高さ50メートル!下を見たら歩けないけど、橋の上での姿をなんとか写真に収めて、警備員の人が到着した頃には、みんな金網の外に出てました。怒られる事もなく、良かった、良かった!

その後は、川べりで朝ご飯!めちゃめちゃおいしいー。そして、高橋さんは食事もそこそこに海パンに履き替えて、川へGo!! といっても、普通でさえものすごく寒かったのに…。半そででも寒い状態の中なのに…、ザバザバと泳ぎを楽しんでいました…。 それから太陽の下お昼寝して、1時過ぎにはAvignonに戻って来ました。はしゃぎすぎで疲れてしまったけど、楽しい気分転換でした。
今朝は、Edinburghにチラシを送ったり、打ち合わせを始めたりで、イギリスの準備も徐々に動き出しました。でも、今度は劇場との連絡があまり密でないので心配です。Avignonでは、よい劇場主のシャンタルさんに助けられた部分が多かったので、またゼロからスタートするイギリスでの公演はどうなるのでしょうか?音響・照明の佐藤さんもフランスのみで帰国してしまうし、うーむ…。こっちで少しでも多くのお客さんを動員して、箔をつけて!?イギリスに迎えたら良いなー、と思ってます。 ではでは。

by 藤田琴子


7月28日

こんにちは、藤田琴子です。こっちのビールは、アルコール度が高くて(8.6%!!)、美味しい!ちょっといい気分で、打っています。最近、パソコンの調子が思わしくなく、高橋さんの書いた“男の料理編”も他の人の書いた文章も終わりの方で消えてしまって、みんな、すっかり私のPCへの信用を無くしてしまっています…。原因不明で、その悔しさはぶつけようなし…。そのため、最近更新が無いのですが、今日はWordを使って、消えないように書いてみます!


公演も、あと4日。昨日の夜、ここまでの観客動員数を数えてみると、800人を超えていました。なんてことだー!!すごすぎます。全然知り合いのいないここ、フランスで800人の人が見てくれたということは、本当にすごいことだと思います。で、みんなの思ったこと、「1000人突破!!」あと4日で、200人!何とかなりそうな数字、ということで、早速「100人突破大作戦」が、始まりました!! 何度かお客さんに「どうやってこの公演を知ったか?」と聞いてみたのですが、「Street Performanceを観た」という人が多かったので、夜だけ出掛けていた大道も昼にもやることにしました。

大道では、いろいろな人が声を掛けてくれます。アフリカのFestivalの誘いやら、ロイターの取材、などなど。水と油は言葉を使わない分、本当にさまざまな人が興味を持ってくれます。バーレーン、イタリア、カメルーン、ブラジル、それからもちろんフランスも!それぞれの話が具体化すると、本当にすごいことになるなぁー。 選手交代、すがぽん登場です!! ちょりんす!きょっきょっ今日はなんと、観客動員数過去最高の66人でございます!!だー!!!毎日の大道、休まずの大道!きいております!フランス人は美味しいものを後に食べるのか?観客動員数が楽日に近づくにつれ順調に伸びております!こんな夢のような観客動員が、だれに予想できたででしょうか?フランス万歳でございます。こんな夢のような生活も、日本に帰ると観客動員のために、テルまたテル、電話また電話の現実が待っています。いつになったら即日完売が現実のものとなるのでしょうか?みなさまの暖かいご声援を期待しつつ、イギリスでも頑張りたいと思います。今日はとりあえず、胃液吐くまで盛り上がろうと思います。だーしゃー!


7月29日

こんにちは。藤田琴子です。Avignonでの公演も、遂に残すところ2日となりました。4日前にたてた観客1,000人突破計画も何とか達成できそうです。今日の朝、高橋さんと須賀君がお散歩していたら、マダム2人が、しきりに”L’Homme Imaginare”(演目名)と会話の中で繰り返していたそうです。町の噂になっている、というのはどうやら本当らしい!全然関係ない話題だったりして…。
昨日は、めちゃめちゃ忙しい一日でした。昼の大道を、いつも通り3回やってから、広場にあるメリーゴーランドに乗りました。普通は遊園地にあるものが、柵も無く広場にどかんと置いてある!見える景色も面白いだろうな〜って事で、4人は衣装のまま馬にまたがりました。たまたま、ちびっこがたくさんいて、調子に乗って?須賀君と小野寺さんが彼らの場所に回ってくるたびごとに奇声を発していたら、降りた途端、引率の先生らしき人に、「子供達のために何かやって欲しい!」と…。炎天下の元、もう3回もやったのに…と思ったのですが、子供達のぴかぴかの笑顔を見ると、断るわけにも行かず、4回目の大道…。地元の高校生も加わって、大盛況でした。 楽しんでいる写真ばかりで、劇場の写真が無い!っていう声があちこちから聞こえてくるので、ここらへんで劇場トランプランの映像をお送りします!結構古い建物で、公演中に4人が壁をぼこぼこ蹴るので、上手の壁はかなりへこんでしまい、水と油の大ファンの劇場主シャンタルも、そのことについては渋い顔…。 トランプラン劇場では、2時間ごとに時間を区切って、14時から22時まで、5つの劇団が公演をしています。水と油は他の劇団にも大人気! 特に20時からの劇団の大道具担当者は、3回も見に来ました。”Best show in the world!”ってなぐあいで、この前には「僕の家は大きいから、フランスに来る時には家に来たらいい!」と、電話番号までプレゼント。昨日は14時の劇団の人が3人来たのですが、めちゃめちゃ大声で笑ったうえ、大量にポストカードを購入して、ニコニコ笑顔で帰っていきました!
その後、エジンバラのために劇場を借りて、2時間ほど練習。夕食を取り、9時半からダンスを見て、その後、そのまま広場で大道!帰宅は11時半過ぎでした。いやー、忙しい一日でした。でも、フランスもあと2日。このままの勢いでいけると良いな、と思います。いま、昼の大道から帰ってきたのですが、いろいろな人が、見たわよー、見たわよー、って寄って来て、びっくりでした。女性が、「凄く良いからあなたも見たら〜?」って隣の人に言うと、「わしも見た」「私も見た」って感じで、ほんとうに知名度の高さに驚きました。

7月30日

ヤッホー!!やってしまいました、水と油ちゃん!! つつつついに、念願の新聞に載ってしまいました! しかも、2社に!! 内容はべた褒め!!

『あらゆるダンサー達に羨望の念を掻き立てるだろう!』
『成功は見るも明らかで、観客はもう一度足を運びに来るだろう。』
どうですか、お客さん! トータルの観客動員数が、1031人!!!!!

公演後、初めて客出しをしようと外に出ると、すでにお客様は待っていて、笑顔と拍手、そして“ブラボー”で私達を迎えてくれました!こんな感動を今まで一度でも味わったことがあるでしょうか!!水と油、一同、感極まり声も出ないほど感動してしまいました。その後、握手とサイン攻めでもみくちゃになりながらも、幸せで心が打ち震えました。こんなにダイレクトにお客さんに、「素晴らしい時間をありがとう」と感謝され、胸いっぱいのうちに怒涛のフランス公演、ここに無事終演を迎えることが出来ました。現地に来てくれた皆様、ありがとうございました。そして、日本でどきどきしながら報告を待っていてくれた皆様、ありがとうございました。 今から祝杯をあげに行って来ます。あしからず!